常岡 武史のプロフィール
氏名 | 常岡 武史 (つねおか たけし) |
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団体名 | 一般財団法人ロングステイ財団 |
役職名 | 顧問、上級研究員、財団フェロー |
上記以外の勤務先 | (一社)日本デジタルデトックス協会公認エヴァンジェリスト・公認アドバイザー (一社)日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント(TM) (一社)全国古民家再生協会特別会員 (一社)地域観光資源開発推進機構理事 沖縄ファンクラブ常任理事 |
生年月日 | 1959年04月02日 |
派遣地域 | 23区 北多摩・南多摩 西多摩 島しょ部 |
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対象地 | 街・繁華街 中山間地域 島しょ部 |
専門領域 | 計画策定 魅力づくり・商品造成 プロモーション |
地域との関わり方 | 地域密着型 専門特化型 総合型 |
アドバイスの仕方 | 協働型 |
自己PR、団体・地域等へのメッセージ
ますます人口減少が進む日本社会。2050年にはついに1億人を下回る予測が出ています。この急激な人口減少は全国例外のない待ったなしの大きな日本が直面する課題です。その中、移住定住合戦では縮小する人口社会で自治体が繰り広げる〝勝者不在のゲーム〟が展開されています。なぜ、移住者でなければならないのか。なぜ、定住者獲得でなければならないのか。その答えは「いいえ、必ずしも移住者でなくても、定住者獲得でなくてもかまわない。」です。
地方創生は持続的な地域振興と地域活性により初めて成立します。地域振興の単位は¥、つまり経済効果。地域活性の単位は人、つまり地域住民の活動です。定住人口増加により地方創生が促進されてきましたが、急激な人口減少が止まらない現代の日本では、この2つの要件に対するソリューションは定住人口でなく、「関係人口」の創造に尽きます。ただ、残念ながら、日帰りや1泊2日の宿泊、いわゆる「観光旅行」は交流人口を生みますが、関係人口の創造には至りません。交流人口の増加に傾注するあまり、まだ日本のツーリズムは地方創生の課題解決の本質にたどり着いていないのが現状です。関係人口は持続的な反復(リピート)ツーリズムと滞在型ツーリズム(ロングステイ)からのみ生み出すことができます。すなわち、つまり関係人口創造はロングステイツーリズム誘致戦略です。
その証左として一例を紹介します。ロングステイには莫大な経済効果があります。それは、インバウンドの3倍、1泊2日旅行の8倍、日帰り旅行の25倍という大きさです。これは、ロングステイ3名が定住人口1名に匹敵する事例からも、その大きさが容易に読み取れます。
ロングステイ(海外2週間、国内1週間以上の連続滞在旅行)市場は国内・海外のロングステイ合わせて合計約1000万人(海外160万、国内850万)です。人口減少に入った現代も着実に増加しております。
ロングステイツーリズムは、強烈な観光資源がなくても、環境整備と市場創造の仕組みづくりを間違わなければ実現可能です。これは、日本全国の地域が取り入れることが可能な有効な生き残り戦略ということです。定住者獲得は、人口1名が1人1役、1かける1=1が定石ですが、ロングステイツーリズムは、東京都在住の方が夏の3か月は北海道、冬の3か月は宮崎県と1人3役が可能です。つまり、1×1=3が成立するわけです。
弊財団は各地の事業者や自治体の方々と、誘客観光開発から滞在型ロングステイツーリズム開発へのサポートを行い、持続的な関係人口構築をお手伝いしております。ぜひ、皆様とご一緒にロングステイツーリズムを導入する事業をご一緒できたらと願っております。ありがとうございました。
専門分野
観光まちづくりに関する主な実績
事業名 | 依頼者 |
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近江八幡市ロングステイプロモーション事業 2017から19年の3か年 |
近江八幡市 |
人材育成制度「古民家ツーリズムまちづくりプランナー」事業立ち上げ 2019年 |
古民家ツーリズム推進研究会(一社)全国古民家再生協会 |
魅力あるまちづくり支援組織「(一社)地域観光資源開発推進機構」設立 2020年 | 古民家ツーリズム推進研究会 |
古民家ツーリズム推進研究会(2019年)発起人、2020に協議会設立 会員は自治体約50か所 | (一社)全国古民家再生協会 株式会社JTB |
環境省国立国定公園ワーケーション誘致事業 2020年 | 北九州市 |
観光庁地域観光資源磨き上げ事業企画及び応札サポート支援 2021年 | 宮城県登米市古民家女子プロジェクト |
秋田県ワーケーション誘致事業企画及び応札支援・事業とりまとめ 2021年 | 秋田県、JTB秋田 |
観光庁地域観光資源磨き上げ事業企画及び応札支援 2021年 | 神奈川県小田原市豊島邸ワーケーションプロジェクト |
観光庁地域観光資源磨き上げ事業企画及び応札支援、事業運営支援 2021年 |
京都かめおかコルトーラ協議会 |
これまでにアドバイザー等で深く関わった地域、現在、活動されている地域と、その概要
市町村名 | 取り組みの概要 |
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(一社)全国古民家再生協会活動領域拡大コンサルティング | 各支部交付金事業申請取組み支援 各支部まちづくり事業開発支援 まちづくり人材育成プロジェクト事業マネージメント まちづくり事業戦略策定、仕組み、組織運営マネージメント |
自治体人口減少対策コンサルティング | 古民家ツーリズムによるまちづくり推進 構想、障害と課題、まちづくり事業構想、古民家活用手法、観光潜在力発掘・磨き上げ手法コンサルティング(滋賀県長浜市下八木、静岡市宇津ノ谷、福井県勝山市など) |
シルバー人材センター事業開発コンサル | シルバー人材センターの課題解決、新領域事業開発による雇用創出、組織価値向上の取り組み事業推進アドバイザリー |
学歴・職歴等
学歴 | 福岡大学法学部法律学科 |
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職歴 | 1983年株式会社日本交通公社(現株式会社JTB)入社 アジア駐在経験通算12年、アウトバウンドおよびインバウンド事業の企画・営業および合弁事業経営と財務総務部門など事業全体に深く携わる。その後、学校法人で主任講師を経て、現職。 ロングステイ滞在型ツーリズム普及活動の一環で、日本国内各地で滞在型市場誘致事業のお手伝いを行っている。 国交省全国二地域居住等促進協議会協力会員。 1994年-2001年タイ王国バンコク駐在 JTBTHAILANDLTD.,部門長(財務総務部門長、発営業部門統括) 2001年―2003年シンガポール駐在 JTBPTELTD副支店長・発営業部門長(本社、営業所2か所統括) 2003年-2006年福岡市 JTB九州海外旅行部(航空仕入中国・韓国方面統括) 2006年―2008年東京 JTB海外旅行虎ノ門法人東京メジャー法人営業プロデューサー 2008年―2011年大韓民国ソウル LOTTEJTBグローバル営業部長 2011年-2014年東京 学校法人国際文化アカデミー(国際ホテル科主任講師) 2014年~現在 東京 一般財団法人ロングステイ財団 顧問、事業部長、上級研究員、フェロー |
著書・論文・講演等 | ・著書 2015ロングステイ調査統計編集人 2016ロングステイ調査統計編集人 2017ロングステイ調査統計編集人 2018ロングステイ調査統計編集人 2019ロングステイ調査統計編集人 2020-2021ロングステイ調査統計編集人 ・講演多数 大学観光学系講義「ロングステイツーリズム」実績(帝京大学、亜細亜大学、つくば学院大学など) ロングステイ財団主催セミナー(年数回) JICA主催海外政府観光系職員招聘研修の1つ「観光振興とマーケテイング」を講演(英語)および意見交換。 参加国エジプト、ウズベキスタン、ペルー、イラク、パレスチナ、ベトナム、ミャンマー、アンゴラ、トルクメニスタン、モンテネグロ、ボツワナ。 ・JATA主催ツーリズムEXPO2017、2018にて自治体対象B2Cセミナー(ロングステイツーリズムと地方創生) ・2017年日本経済新聞主催地方創生フォーラム(日経ホール)にて「ロングステイツーリズムの経済効果」 ・自治体対象まちづくりセミナー/ロングステイの活用 (滋賀県長浜市、福井県勝山市、茨城県古河市、愛知県新城市、香川県多度津町、宮崎県宮崎市、石川県金沢市、京都府亀岡市、神奈川県小田原市、宮城県登米市、福岡県北九州市、東京都諸島観光連盟など) |
資格等 | 総合旅行業務取扱管理者、旅程管理主任、古民家鑑定士1級、日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントコン サルタント 日本デジタルデトックス協会公認デジタルデトックスエヴァンジェリスト/アドバイザー |
所属団体に関する情報
住所 |
〒102-0084 東京都千代田区二番町9-3 THE BASE麹町 |
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